佐賀県白石町の行政職員さん方を一言で表すなら「One Team」
皆さんご無沙汰しております! 只今筋肉コンテスト出場に向けて筋トレに励んでおります日本沸騰屋の宮田です。
今回の佐賀県白石町らしさ教育プロジェクトで感じたのは地域の人の連携の強さ
前回11月に開催された茨城県かすみがうら市に引き続き、佐賀県白石町にてらしさ教育を実施してきました!
※らしさ教育とは地域の中高若者向けにカッコいい大人になるための考え方、自分の人生自分次第というマインドを講座やワークショップを通して感染させていく教育事業、まさにインビジョンの志ど真ん中の事業です。
そもそもなんで白石町でらしさ教育をやることになったかというと どこの地方自治体もやはり抱えてる悩みは同じなようで。白石町も他の自治体同様地域課題である若者の人口減少に頭を悩ませておりまして、、、
地域の良さを地域の人を知らないまま都心へ出てしまいそのまま戻ってこないという現象が特に高校から大学進学時、そして大学から就職時の年代に多く表れており、どうしたら白石の魅力や人を知って、 愛着を感じてもらえるのか?!どうしたら一回白石を出たとしてもまた生まれた土地に戻ってきてもらえるんだ?!白石町総合戦略課の皆さんはこの大きな課題に向き合う日々。
そんな中、らしさ教育を通して働くかっこいい大人と触れ合い自分と地域と向き合うことで、少しでも白石に興味を持ってもらい、自分の意志決定で人生を生きてもらうべくインビジョンとのコラボが決定しました。
今回は、らしさ教育実施を通して地域課題解決に向けて一緒に走ってくれている自治体職員さん側にフォーカスして書こうと思います。
はじめまして、おダシ屋です。本気で地域良くしようとしています
実は初めからすんなりらしさ教育をやろうとはならなくて、インビジョンの事業をやるかやらないか、意思決定権があるのは課の最終意思決定者である総合戦略課のY課長。
はじめに話を聞いてくれたT係長がY課長へ提案してくれて、プレゼンをする機会をつくってくれました。
打ち合わせ当日、画面越しに5人の姿。
えっ5対1?!しかも誰もニコリともせず漂う緊張感にさすがの筋肉宮田も飲まれそうでした。
でもそれくらい真剣に聞こうとしてくれている皆さんに、私も本気で 「はじめまして、企業や地域のおダシ屋です。本気で地域を良くしようとしています」とあいさつ。
日本の幸福度がめちゃくちゃ低いこと、学校で教わることが社会で求められることとズレている事、そしてこの社会を世の中をご機嫌にしたいこと、 そのために白石でもらしさ教育を実践したいことを真っすぐぶつけた結果、、、、
シーン。(ガチスベり、、?)
唯一見守ってくれているTさんの応援の眼差しに助けられました(笑)
うわ~、やってしまった全然刺さらなかったかもとその時はかなり落ち込みました。
でも打ち合わせ後すぐにTさんから電話がかかってきて、一言
「宮田さん、できますよ!」
うおぉおおおおお!と思わず会社で奇声をあげました(笑)
承諾された理由は白石町の抱えている地域課題解決に紐づいていたのももちろんですが、ラスボスY課長になぜやる意思決定をしてくれたのか尋ねたところ、宮田さんの強い意志が伝わり心動かされたとのこと 意志あるところに道は開けるとはまさにこういう事か!と思えた瞬間でした。
いよいよ企画本格始動!からの集客ピンチ、、、と思いきや救世主は町役場Tさん
早速企画を動かすべく地域の働くカッコイイ大人探しと、チラシ作成をして地元の高校生に向けて発信を始めたんですが、
一筋縄ではいかず。車ですぐに行ける距離でもないし、地域の人との関係づくりに不安を感じていました やってよかったと思ってもらえる講座にするために、どうやって地域の人と関わろうと正直にT係長へ相談した所、白石高校で説明会をできるように何回も高校へ出向いてくれて、 カッコいい大人も繋げてくれて、そのカッコいい大人のお二人もT係長からの頼みだし地域の子供たちの為ならと快く協力してくれました。
高校の先生方も説明会参加して申し込んでない子教えて!と自分事として動いてくれるんです。
これも普段からT係長はじめ役場の方が密に地域の方とコミュニケーションをとって地域の繋がり、人と人の繋がりを大切にしてきたからだなんだろうなとすごく感じました。
そしてそして、総合戦略課の皆さんが少しでも申し込みに繋がればと街中にチラシを貼ったり配ってくれたおかげで嬉しい応援のはがきがインビジョンへ届きました!↓
講座当日土壇場ハプニングをワンチームで乗り切った
チームプレイで集客した結果1月8日(日曜)講座当日、受講生は16名!
16人分の資料と修了証、ちょっとしたお菓子など用意していざ当日会場へ。
会場は白石町役場の大会議室、お休みの日なので役場の皆さんももちろん私服で前入りしてくれ出迎えてくれました。
ここで驚いたのが、なんと総合戦略課の皆さん総出で参加してくれたんです!
嬉しすぎて、白石の人たちの温かさを感じて、講座が始まる前から勝手に白石愛が溢れました。
さあいよいよ本番1時間前、着々と会場準備を進めていたところ役場に一本の電話が、
「講座申し込んだんですけど、漏れてしまっていますか?」
ん?講座フォーム申し込みはは2日前まで4人のみ、漏れてないはずだが、、、と確認したところなんと「18人」と表示が!
いやいやあり得ない、いつも開催直前に増えることがない申し込みフォームで嬉しい飛び入り申し込み事態発生。
えええつまり合計30人?! そう、当日申し込み含め一気に30人の参加者へらしさ教育をすることになったんでです。
1時間前に発覚したもんで、宮田小パニック状態でしたが、周りのカッコいい大人のEさんNさん職員の皆さん協力のもと30人仕様のレイアウトにチェンジし、お菓子の買い出しや、資料のコピーなどそれぞれ役割分担して連携プレイで何とか完成。
講座も最後までやりきり、アンケート調査で講座満足度5段階中の4.85となりました!
講座もふくめ白石町と初めてコミュニケーションをとり始めてからの約半年間を振り返ると、白石の関わる人皆ナチュラルに助け合い精神があるなって。
もちろん損得勘定とかではなく。
役場の方はじめ白石町の人たちを一言で表すとまさにラグビーでいうワンチームだなって関わっていく中で感じました。
あとはよろしくではなくて、一緒に作りましょうというチーム感
そもそもインビジョンのらしさ教育事業は、自治体から予算をもらって実施しているものなんですが、 予算を降ろしてあげたからあとはよろしくっていう投げやりなスタンスではなく、 地域の為に、次世代の若者たちの為に一緒にやりましょう!という白石町の皆さんのワンチーム感が本当に大好きです。
なんでこんなに協力してくれて、自分事として動いてくれるのかって考えたときに、
地域内地域外、企業とか自治体とか団体とかは関係なくやっぱり「地域を日本を良くしたい」という志が一緒だからだろうなって。これに尽きると思います。
地域や日本を良くするにはやっぱり一人では、インビジョンだけでは到底無理。
だからこそ、同じ想い志を持った人たちと本気で地域を日本を良くするために働きたい 一緒に仲間になって走ってくれる人たちと、関わっていきたいし仕事がしたい 改めてそう思えた白石町らしさ教育でした。
出会いに感謝です
いやぁ仕事って面白い!
皆さんは、どんな人達と一緒に働きたいですか?
それでは、ご機嫌な一日を。
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