glassdoor(グラスドア)とは?採用ブランディングや口コミ機能の使い方と日本でのサービス開始時期

glassdoor(グラスドア)というサービスを聞いたことはありますか?

2018年5月にリクルートがglassdoorを1300億円で買収したというニュースを覚えている方も多いかもしれませんね。世界中の多くの国々で採用に関する口コミを集め、企業向けには採用ブランディングや求人サービスを提供しているglassdoor。まだ日本でサービス開始をしていないため、あまり知られていないglassdoorについて、海外の情報を元にまとめました。

この記事はこんな人にオススメです!
・glassdoor(グラスドア)というサービスを初めて聞いた人
・glassdoor(グラスドア)の基本概要をざっくり知りたい人
・glassdoor(グラスドア)でできることを知りたい人

glassdoor(グラスドア)の概要・特徴

glassdoor(グラスドア)は2007年に設立された求人に特化した口コミサイトです。社名の由来にもなっているように、口コミを通じて企業の透明性を担保した情報を求職者に伝えるサービスを提供しています。

glassdoorの企業理念は、

“Helping people everywhere find jobs and companies they love.”

ちなみに、世界No.1求人検索エンジンとして日本でも多くの企業に活用されているIndeedの企業理念は”We help people get jobs.”ということで、とても似ているのは面白いですね。

glassdoorはアメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、オランダ、イギリス、アイルランド、スイス、オーストリア、ベルギー、シンガポール、香港、インド、ニュージーランド、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、スペイン、イタリアと世界中の多くの国にサービス展開しており、

  • 6000万人の月間ユニークユーザー
  • 1200万件の求人情報
  • 5500万件の口コミ
  • 100万社以上の利用企業

と非常に多くの求職者・企業に活用されており、アメリカでは2017年からIndeedに次いでNo.2の求人サイトになるまでにglassdoorは成長しています。

glassdoor(グラスドア)でできる事

glassdoorが企業向けに提供しているサービスは

  • 口コミ
  • 求人募集
  • ブランディング

と大きく3つに分類され、glassdoorでは口コミ以外にも求人を掲載したりブランディング用の会社ページを作ることができます。利用するためには、こちらのglassdoor for Employersというページから必要情報を入力し無料で登録します。

glassdoor内で作成できるカンパニーページは以下の構成となっています。

  • 基本情報
  • 口コミ
  • 求人情報
  • 給与
  • 面接時の質問
  • 福利厚生
  • 写真

ちなみに、求職者はglassdoorにユーザー登録後10日間は無料で企業の口コミを閲覧できますが、その後は口コミレビューを投稿しないと閲覧できなくなるようになっています。

glassdoor(グラスドア)のプランと料金

企業ページが作れたり、求人が投稿できるのはわかりましたけど、glassdoorの料金は結局いくらなんでしょうか?まだ日本ではglassdoorのサービスは開始していないのですが、参考までアメリカのサイトでのプランと料金をご紹介します。

glassdoorにはスタンダードプランプレミアムプランの2種類あり、さらに投稿できる求人の件数により料金テーブルが変わる仕組みになっています。

■glassdoorスタンダードプラン

  • 1求人:199$/月
  • 2求人:249$/月
  • 3求人:299$/月
  • 5求人:399$/月
  • 10求人:649$/月

■glassdoorプレミアムプラン

  • 1求人:249$/月
  • 2求人:299$/月
  • 3求人:349$/月
  • 5求人:449$/月
  • 10求人:699$/月

glassdoorのスタンダードプランとプレミアムプランの一番大きな違いは、ジョブアラートメール機能があるかどうかです。通常、ユーザーはglassdoorの中で検索して求人や会社の情報を閲覧しますが、プレミアムプランにするとユーザーのレジュメに合わせて求人案内のメールが送信されます。

そのため、glassdoorでは転職顕在層だけではなく潜在層に対しても自社の求人を届けることができるんですね。これ以外にも、glassdoorでは検索結果での上位表示やカンパニーページの情報を充実させることができたりします。

さらに、glassdoorのプレミアムプランでは、競合他社とのブランディング比較や閲覧数のアクセス分析などのアナリティクス機能も使うことができるようになります。

glassdoorはプランの料金にそこまで違いがないため、基本的にはプレミアムプランを使うという企業が多いようですね。

glassdoor(グラスドア)まとめ

ここまでglassdoorのサービス、機能、料金についてご紹介してきて、お気づき方もいらっしゃるかもしれませんが、

「glassdoorのカンパニーページって、Indeedのカンパニーページと似てない?」

そうなんです。Indeedにも口コミ機能とカンパニーページがあり、glassdoorのカンパニーページとほぼ同じ項目・レイアウトになっているんですよね。

「Indeedカンパニーページって何??初めて聞いたんだけど。。」

という方はIndeedのトップページから企業クチコミというメニューを確認してみてください。

glassdoorはまだ日本でリリースされていませんが、Indeedのカンパニーページを活用して、今から採用ブランディングや口コミの管理を始めてみてはいかがでしょうか?

glassdoor japanはいつ開始されるのか?

それはまだ正式に公表されてはいませんが、最近はIndeedもカンパニーページを推進していますので、もしかしたら今年にでも何か発表があるかもしれません。

Indeed・glassdoorの動向から目が離せませんね!

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