求人ボックスは飲食店の採用にも強いってホント!?

Q)求人ボックスとは?
A)Indeed(インディード)に次ぐ求人検索エンジンです。

突然失礼しました。

実は求人ボックスは飲食店の採用に強い、ということをご存じでしょうか。そこで今回は、Indeedとは一味違う特徴のある求人ボックスの特徴を紹介します。

先に結論を話すと、解説時点ではIndeedとの併用がもっとも効果的です!

この記事はこんな人にオススメです!
・求人ボックスの特徴が知りたい
・飲食店で採用強化をしたい
・求人ボックスとIndeedの違いについて知りたい

求人検索サイト「求人ボックス」とは

株式会社カカクコムが運営会社

株式会社カカクコムは国内最大級のインターネット比較検索サイト「価格.com」や、グルメレビューサイト「食べログ」のサービスを提供していることで知られる会社です。

あらゆる価格やサービス比較のノウハウを持っているカカクコムが提供している求人ボックスは「給与ナビ」を搭載していて、平均時給や平均月給、平均年収の比較をしたうえで求人を探せるなど、比較検討しやすい仕様になっています!

他にも「新卒向け「中高年・シニア向け」「外国人留学生向け」「語学力を活かした仕事がしたい人向け」の検索トピックスもあり、求人の絞り込みが簡単なサイトとしても有名になってきました!

NEW:食べログで求人をPRできる

求人ボックスだけの特権として新しく実装されたのが、この「食べログの店舗ページでPRできる機能」です!求人ボックスの採用ボードに投稿した求人を、食べログの店舗ページでPRできる仕様になっています。

つまり、お客さん(将来の飲食店採用の応募者)も来店してくれる&通勤圏内の潜在求職者にも求人採用のアピールができる!という強みがあります。飲食店で採用を検討している、実施している企業様は必見です!ぜひ求人ボックスをやりましょう!!(食べログから人材募集!の詳細はこちらから)

求人ボックスの仕組み、ビジネスモデルはいたってシンプル

indeedと何が違うんですか?と言われると、仕組みはほとんどindeedと同じです。

求人ボックスでの求人掲載方法と流れもここでご説明させていただきますが、ほとんどの方が「indeedに求人を載せる方法と同じじゃん!」と思うかもしれません。

①「採用ボード※コンテンツ」へ直接求人情報を掲載する※登録も掲載も無料です
 もしくは求人広告代理店に問い合わせ、申し込みをする

②求人のガイドライン(掲載基準)を通過したら、無料(通称オーガニック枠)で自動掲載(クローリングと呼ばれるもの。フィードではないよ!)がスタート

たったこの2ステップでできます!

※採用ボードとは?
→求人票を作るための企業向けプラットフォーム。メールアドレスや企業名などの登録が必須です。社名非公開で求人を載せる等は出来かねます、予めご了承ください。

求人広告代理店に任せる場合は、クローラーによる自動掲載サービスを利用するため、求人ボックスの採用ボードを使うことはありません。※むしろ使わないです。

よくあるQ&Aもまとめておくと

有料掲載はできますか?→できます!

indeedと同様、求人ボックスの有料オプションを設定すると、求人ボックス内で求人の上位表示ができます。無料掲載中の求人がindeedよりは多いので、目立ちやすいのが特徴です!

また、求人ボックスはここの有料広告掲載での費用で運営されています。※求人広告の代理店に運用代行を任せる場合は、運用費込みの料金を支払う必要があります。

求人ボックスの有料オプションも、indeedと同じく、クリック課金制が採用されています。求職者にクリックされるまでは一切料金は発生しないものの、求職者によくクリックされる求人は予算が多くなければ、すぐ予算を使い切ってしまいます。

適正予算や費用の目安が知りたい方は求人広告代理店に電話やメール、WEB打ち合わせで問い合わせた方が早いので、ぜひインビジョンにもお声がけください♬

運用はどうやって回しているの?→自動運用と手動運用で回します!

シンプルプランとアドバンスプランの2つから運用方法を選ぶスタイルで、indeedと大体似ています。

シンプルプランは、1日あたりの予算を「300円/500円/700円/1,000円」から設定し、「自動運用」で予算の範囲内でクリック数最大を目指すプランです。求人ボックスが自動でクリック単価を最適化して調整してくれるので初心者にはオススメです。

逆にアドバンスプランは「入札方法」「入札単価」「予算」の3つの項目を設定し、求人票掲載を運用していきます。細かいことを言うと、曜日別や月末月初でクリック単価を小まめに変える方はこのプランをヘビーユーズします(笑)

入札方法は2択あります。

手動運用自動運用
設定した予算に対してクリック数が最大となるよう
自動で入札単価を管理する方法

例)月5万円で運用する設定にする
→そのときの求人市場に合わせて
 クリック単価が変動して運用される
入札単価を最低25円から
最大1,000円の範囲内で
手動で管理する
例)月5万円でクリック単価を
 最大500円で設定する
→そのときの求人市場に合わせて
 最大500円までのクリック単価で
 月5万円が消費されるまで運用される

自動運用の場合、予算の種類は「1日あたり、1ヶ月あたり、期間指定」の3択で選べます。手動は手動で予算を入力する方式になります。

え…なんか難しそう…という方は、求人広告代理店にお任せした方が悩む時間が減りますよ(笑)

掲載期間や掲載終了に縛りはあるの?→ありません!自由です!

掲載開始日、終了日は企業主導で決められるので、自由に開始、停止できます。ご安心ください。仮に有料掲載の料金が余った状態で掲載を終了しても、次回の採用再開時に利用できるので、運用予算の持ち越しもできます。

indeedで有料掲載したけど全然ダメだった。求人ボックスの評判はどう?→脈はありそう!

これは運用しているCS経験談ではありますが、indeedの求職者の特性、ラインナップを考えると、どうしても不向きな業界、職種(美容師、アイリスト、ネイリスト、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、土木作業員、施工管理など)がありました。

indeedで全然クリックされなくて予算がほとんど減らない!という課題の打ち手として、求人ボックスの有料掲載をやってみると、indeedよりもクリック数とクリック率が高い結果も出せましたので「indeed有料広告でダメなら求人ボックス有料課金」と覚えておくとよいでしょう。

求人ボックスの利用動向

求人ボックスは2015年にリリースされ、以降順調に利用者数は増加中です。2018年4月には求人ボックスの月間利用者数が100万人を突破しました。

求人ボックスの利用者は増加し続け、一年後の2019年5月には400万人を達成!そして、取り扱い求人件数は500万件以上。アルバイト・パート、正社員、契約・臨時社員、派遣、新卒・インターン、業務受託・在宅ワークまで幅広い雇用形態に対応しています。徐々に注目を浴び始めている求人検索エンジンです。

またSimilar webを用いて求人検索エンジンのサイト分析をしたところ、求人ボックスの直帰率は31.37%、平均滞在時間は6分22秒とIndeedの直帰率33.69%、平均滞在時間8分01秒に負けない数値を示しており求職者がしっかりと求人ボックスの求人広告を見ていることがわかります。

求人ボックスにはあって、Indeedにはない特徴

求人ボックスにしか無い特徴はいくつもあります!

万人に向けたクリーンなデザイン

求人ボックスの検索結果画面では職種名が大きく青文字で、勤務地・給与・雇用形態はアイコン付きで小さく整列されて表示されるため非常に見やすいです。

また、求人ボックスで求人者が検索する際は「未経験OK」「女性が活躍」「ミドル・シニア世代」などこだわり条件をチェックボックス式で選択し絞り込むことが可能。そして求人をお気に入りに登録することも可能で、好きな時に求人ボックスのトップページのお気に入りの項目から直接確認できます。

「配信対象外検索キーワード」が設定できる

求人ボックスで掲載する際、内容と関係のない特定の検索に対して求人を表示させないように除外キーワードを設定できます。

例えば求人ボックスで「営業事務」の求人を掲載した際に配信対象外検索キーワードとして「営業」という単語を設定した場合、求職者が求人ボックスで「営業」と検索をしてもその求人は表示されません。

除外キーワードの設定をすることで無駄なクリックを抑えられます。

求人ボックスを使って感じたGoodな部分

あれ?有料広告で想像以上に応募が来る

求人ボックスを利用している企業はメディア会社が多く個々の企業で利用しているところがまだ少ないため、求人広告を掲載するだけでも注目されやすいです。

応募単価を抑えられる

競合が少ないので応募単価を抑えられます。そのため、他の求人媒体や求人検索エンジンと併用がオススメです!求人広告費用を抑えたいなら、なおさら求人ボックスでの求人掲載を前向きに検討すべきでしょう。

【採用担当や人事がいない企業向き】
求人ボックスに求人を掲示すると応募者の管理が楽になります!かなり時短につながるため、他の人事・採用業務とも両立しやすくなるでしょう。

  • 作成した求人票に応募があったら、事前にアカウント登録したメールアドレスに連絡が来る→スピードが命の応募者対応がスムーズに!面接ブッチ、面接ドタキャン、面接に繋がらない確率を大いに少なくできそう!
  • 求人ボックスのサイト内で応募者の氏名・連絡先・経歴等を確認できる→社内のExcelなどのデータに応募者情報を打ち込むなどのデータ入力、事務時間を減らせる!大きな生産性向上に!

求人検索エンジンと採用管理システムを両方使いこなせるとかなり仕事が楽になります!

求人ボックスを使って感じたMoreな部分

掲載までに時間がかかる

求人ボックスのアカウントを開設してから紐づけが完了するまで1ヶ月かかります。
求人ボックスを開始する際は余裕をもってお申し込みをしましょう。もしくは求人広告代理店に面倒な手続きごとお任せしちゃいましょう♪

また、求人ボックスの掲載審査は早くて当日中ではあるものの、長い時には1日~5日程度かかる(有料広告掲載の手続きが一番長い)こともあります。求人票を修正する際も、再度審査が行われるケースもあるため、できるだけ早めに、一発で良い求人を用意するよう心掛けしましょう。

※注意:掲載審査があり求人票を掲載できない場合もあります

求人ボックスには「掲載ガイドライン」「利用規約をもとにした事前審査」、いわゆる掲載可否の厳重な審査があり、求人情報と掲載主に禁止事項が設けられています。これにひっかかると求人は載りません!

  • 労働基準法をはじめとした各種労働関係の法律を守っていること
  • 公正な採用基準(国籍・性別・年齢・身体的特徴など差別的な表現をしない)であること
  • 架空求人やおとり求人でないこと

また、以下のような掲載主は利用を制限・拒否されることがあります。

  • 個人事業主でない個人
  • 企業の存在や事業活動を確認できない掲載主
  • 投稿を短いスパンで繰り返す掲載主←新着表示にしたくて頻繁に求人の上げ直しをするとこうなります!!

これらに当てはまっていないか、まず注意しましょう!

なかなかクリック数が伸びない

求人ボックスの月間利用者数は増加しているものの、Indeedの月間利用者数は2800万人以上と圧倒的なユーザー数を誇っているため現状、求人ボックスで多くのクリック数(集客)は伸びません。

スカウトは打てない

リクナビやマイナビのように求職者にスカウトメールを送って応募を集める仕様がないので、スカウトもできません!

求人ボックスの特徴をおさえて採用を成功させよう!

求人ボックスはどんどんアクセス数が上昇しており今後が期待される求人検索エンジンです。しかし、まだ発展途上のため「Indeedを運用しているが効果が悪いのでほかのサービスを試してみたい」「Indeedで運用しているけど、効果が良いからほかのサービスでさらに応募数を増やしたい」というような方が、Indeed(インディード)の次に取り組むのが効果的な求人検索エンジンだといえるでしょう。

もし求人ボックスにも求人を掲載してみたい方は下記よりお問い合わせください!

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