
結論、Indeed(インディード)の検索結果に表示されやすくなるような検索アルゴリズムは公式からも一切公表されていません。ただし、ある程度の傾向はあり、対策も取れます。
今回はIndeedを利用しているけど思うように応募が伸びない人事・採用担当者向けに、Indeedの検索アルゴリズムと検索結果に表示されやすくするためのポイントを紹介します。
この記事はこんな人にオススメです!
・Indeedの検索アルゴリズムについて詳しく知りたい
・Indeedの特徴を知って改善策を考えたい
・求人募集の閲覧数を伸ばしたい
目次
Indeed(インディード)検索表示のアルゴリズムとは?
Indeedの検索表示アルゴリズムはどうなっているのでしょうか。
検索結果1ページ目の求人が応募されやすいわけではない

まず、最初にお伝えするのは「1ページ目に表示=応募が入る」ではありません。 よく「Indeedに有料掲載したんだけど1ページに出ない」という声を聞きます。 ここで押さえておきたいのは 「Indeedに表示されやすくなる」とは「Indeed的にクリックされやすい位置に表示する」を意味します。 なぜなら上記の図で説明があるようにユーザー心理として「いろいろ見たい」が働くため、1ページ目に表示された求人だけがクリックされやすいわけではないからです。
検索する人によって表示結果が変わる
もう一つ、Indeedは検索するユーザーによって表示結果が変わるんです。 たとえばAさんとBさんが同じキーワードでIndeed検索したときに、Aさんは5ページ目に表示、Bさんには1ページ目表示される場合があります。 なぜなら、「検索している人の情報」を使って検索結果を表示させているから。 主に使っているのは
- 検索キーワード
- 位置情報
- 求人情報の閲覧傾向(検索履歴
- 検索キーワード
だけではなく、検索している場所や見ている求人情報の履歴なんかも使って表示されやすくするアルゴリズムがあります。 だから検索する人(端末)によって結果が変わる=より応募に繋がりやすい人に向けて求人情報を配信してくれる 興味を持ちやすいたくさんの人に求人を見てもらえるのです。
Indeed(インディード)の求人が上位表示されやすくなる3つのポイント

続いて、Indeedで表示されやすくなるためのポイント。
クリック単価の調整
Indeed のクリック単価は、リスティング広告と同じ入札制となっています。
なお、クリック単価の調整は、
有料広告枠に適切に掲載されるよう、Indeed の AI が自動でおこなってくれます。
(※2022 年 6 月より手動調整は廃止され、自動調整のみでの入札となりました。)
クリック単価は、原稿内のキーワードや閲覧ユーザーの行動履歴、位置情報など、
求人に関するさまざまな要素により変動します。
求職者が検索しているキーワードを求人情報に入れる
職種と地域別に求職者が実際に検索しているキーワードがあります。そのキーワードを求人原稿に追加し表示回数を増やします。 キーワードについてはIndeedの直販または代理店によって提供されます(異なる場合もありますのでご了承ください)
求人原稿のクオリティを上げる
Indeedに掲載しているページのクオリティが検索結果に表示されやすいかどうかに大きく関わってきます。 写真や動画を掲載したり、情報をこまめに更新したり、求人原稿をより詳しく書き込んだり良いページだと評価されるにはさまざまな方法があります。 要は企業が伝えたい情報ではなく、求職者が知りたい情報を載せることによってIndeed上でクリックされやすい場所に表示されます。
なぜIndeed(インディード)でクリックが集まらないのか?
Indeedに表示されやすくなるポイントを押さえてもクリックが集まらない場合があります。最後にIndeedでクリックが集まらないかを説明していきます。
Indeedに求人が表示がされていない
Indeed上で求人情報が求職者の検索画面に載っていないか、検索でヒットしていないかもしれません。
これにはロジックがあります。Indeedのアルゴリズムは求職者に合って良そうな求人情報を表示する傾向があるので、その検索キーワードや趣向に対してマッチングしていないと判定された求人は表示されづらくなるのです。だから求人原稿をしっかり書きましょう、というご案内をさせていただくのです。
もし掲載中であれば、まず検索画面にどれくらい表示されているのかを知るために、Indeed管理画面上の「表示回数」の項目をチェックしてみて下さい。
Indeedで最初に表示される部分の情報が極端に少ない
Indeedに求人が表示されているけれども、求職者にクリックされ見てもらえていない事も考えられます。
職種名、会社名、住所、メリット(ランダム表示)、時給、雇用形態、写真が掲載されるのですが、クリックされていない時に確認すべきポイントをいくつかお伝えします。
- 職種名が一般的な故障ではなく、よく分からない表記になっている
例)営業職のことをフィールドセールスと書いてしまう - メリットマークが表示される文言を書いていない、チェックし忘れている
- 時給は本当はもっと上がるのに上がり幅を書き忘れている
- 写真がない、登録し忘れている
Indeed検索でのクリック数が少ないと、検索クローラーに「求職者にとって魅力的ではない求人なのだ」と解釈され表示回数が減ってしまう可能性がありますので、原稿作成時にはご注意ください。。
IndeedのAIの判定基準は曖昧かもしれませんが、審査は至極、真っ当です。
- 「表示されているキーワードと、検索キーワードで関連性があるかどうか」を表示されやすさの一つの判断基準にしている。
- 仕事を探す人がクリックをするかどうかを決めるのは、表示部分の文言であり、クリックされる求人をより多く表示させようとする。
ここで掲載規定を護らずに内容を盛りすぎてしまうのも表示回数が少なくなる危険性もありますが、クリック率が悪い際は必ず見直しましょう。
Indeed(インディード)のアルゴリズム理解と求人情報の改善が重要
「Indeed(インディード)の検索アルゴリズムと表示されやすくするポイント」はいかがでしたか。 Indeedの表示ロジック、仕組みを理解することは重要です。
ただし、目的はIndeedへの表示されやすさではなく、応募です。 いくらIndeedのアルゴリズムを理解して表示されやすくしたとしても応募がなければ意味がありません。 Indeedは求職者のキーワードにマッチングした求人情報を提供します。提供した後に興味を持って応募するかしないかは求人情報の中身次第。 ターゲットを理解し、求める情報を入れましょう。
もっと詳しくIndeedの運用について知りたい方はお気軽にお問い合わせください!
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