各介護施設の働き方から逆算!求人票の書き方攻略マニュアル

こんにちは。企業様の代わりに採用・定着に繋がる求人広告を書いています、いおりです。
いきなり難しい質問かもしれませんが、本日のお題はこちらです。
介護業界にて既にお勤めの皆様も、私と同じように求人票の制作代行に携わっている皆様も、
いろんな介護施設の介護求人をうまく書き分けられますか?

介護スタッフ募集の求人あるあるですが
・とりあえず仕事内容を「入浴介助、食事介助、トイレ介助」などと淡々と書いてしまう
・夜勤、オンコールどころか、老健やサ高住といった略語も解説もなしにバンバン書いてしまう
・介護業界のことをあまり知らない求職者もいるのに、どんな人が介護を受けられているのかの解説すらない
といったものが散見されますが、皆様の作成した求人票はいかがでしょうか?

あるあるに該当しちゃった方、それは全く悪くありません。むしろナイスチャレンジです!
私もこの度、介護施設について改めて学ぼう!と思い、色々勉強させていただきました。
それでは各介護施設の特徴を踏まえ、どうアレンジして書けば、
より求職者の心に響き、職場理解が深まるかを一緒に考えてみましょう!

目次

介護施設は公的施設と民間施設で分けられる

介護施設と一言で言っても多くの種類があります。しかも公的か民間で分かれます。どちらにどの施設が該当するのかをまず確認しましょう。

公的施設にあたる介護施設

公的施設に該当する介護施設は「ケアハウス、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院」です。

=主な特徴=
・定額制でとても人気があり、入居待ちも多い
・要介護度の認定や入所審査が民間施設より厳しく、低い要介護度では入居できない
・収入に応じて利用料が変わり、民間施設よりも低価格

この時点で公的施設の求人を書く際のメリット、デメリットはおおよそイメージがつきます。
・一定の要介護認定を受けた人だけが集まる施設で働ける
→まだ自力で身の回りのことができる利用者も多いので、介護初心者に向いている
・入居待ちが多い
→入居率100%など高い入居率をキープし続けているほど経営は安定するので長期勤務できるのがメリット◎
→基本、入居者数が多いためOJTを絡めた新人育成にも向いている〇
→要介護度が変更になった等の事情で入退居が多いほど、介護事務は経験者向きかも〇
→予期せず職員が減るといった理由で人員構成が崩れると、早急に人材確保をしなければならない△

などです。
では、それぞれの施設の特徴を見てみましょう。

公的施設①ケアハウス(別名:軽費老人ホームC型)

ケアハウスは、身体能力が低下し、家庭での生活が困難(例:身寄りがいない、家族が介護できないなど)とされる60歳以上の高齢者が、低価格で介護サービスを受けられる施設です。低料金なので軽費老人ホームとも呼ばれています。

ちなみにケアハウスは地方自治体や社会福祉法人が運営しており、一般(自立)型と介護型に分かれます。

一般(自立)型の場合、身体機能の低下によって自立した生活に不安のある60歳以上の方が利用できます。食事、掃除・洗濯等の生活支援、緊急時の対応などを職員が手伝うものの、介護サービスを利用する場合は、外部事業者との契約となります。

介護型の場合、65歳以上で要介護度1以上の高齢者が対象です。食事や生活援助だけでなく、特定施設入居者生活介護サービス(入浴、排泄、機能訓練、療養上のお世話等)も行う施設です。ちなみにスタッフは24時間常駐しています。中には認知症や看取り対応をしているところもあり、介護度が上がっても退去する必要はなく、長く住み続けられる施設もあります。

=ケアハウスのスタッフ募集求人のコツ=

・事情があって家族と離れ離れ、お別れしてしまった高齢者の寂しい気持ちだけでなく、老いて思うように動かなくなっていく身体への恐怖感に寄り添い、日々の生活から明るく過ごせるように支援していく仕事だと伝える
・一般(自立)型か、介護型かを明記し、日常生活のサポートだけなのか、24時間常駐で介護サービスも行うのかも明示する
・認知症対応や看取りまで行っているのかも記載する

などが挙げられます。

公的施設②特別養護老人ホーム(略称:特養)

特別養護老人ホームは看取り対応もある上で低価格で利用できるため、高齢者から特に大人気の施設で、以前は入居希望のうち半数が入居待ちになってしまうほど激戦を強いられることがあったようです。少しでも入居待機者数を減らそうと「要介護3以上の方、または特例の要介護1・2のみ入居できる」といった条件に変更されています。

特別養護老人ホームでは「食事、入浴、排せつ、健康管理・緊急対応、リハビリテーション、生活支援、レクリエーション・イベント、看取り」といった都道府県ごとに定められた基準に則ったサービスが提供されています。

そして施設によっては居室の種類が異なります。
・ユニット型個室
10人程度の生活単位(ユニット)ごとに共用スペースが併設されている個室
・ユニット型準個室
パーテーションなど何かしらの間切り壁があるものの半個室になっているユニット型個室
・従来型個室
共用スペースがなく、個室がずらっと並んでいる間取りで、ユニットを構成しない個室
・多床室
病院の大部屋にように複数のベッドと仕切り用のカーテンなどがあり、定員2人以上の個室ではない居室また、人員基準が法令により決まっているのも特徴です。※人員配置緩和もあります。

=特別養護老人ホームのスタッフ募集求人のコツ=

・法令順守のため、人材を一定数、必ず採用する旨を伝え、役職者の採用でなければ「面接に来れば基本、採用します」といった高確率内定が取れると広報し、早く採用を決める
・介護を受ける方のプライバシーに配慮した間取りがある施設だとPRし、人の尊厳とプライバシーを最期まで守れることを伝える
・要介護3以上がどのレベルなのかも具体的に解説するか、職場見学でも確認してもらう
・入居率が常に高いため、経営が安定していることを伝える
・有資格者や役職者、管理職の想いも求人だけでなく採用広報記事でも伝え、他の特養との違いを明確にする

などが挙げられます。

公的施設③介護老人保健施設(略称:老健)

介護施設保健施設は入所期間は比較的短期ですが在宅復帰できない高齢者が高品質のリハビリテーションを受けられる施設です。施設によっては看取りもしてくれるようです。

基本的には「病気やケガで入院し、医療ケアやリハビリが必要になったとしても、在宅復帰できるよう回復を目指す」という方針があります。そのため、介護老人保健施設(老健)には医師や看護師が常住しています(法律上、在籍人数が義務付けられています)。

ほかにも理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)のいずれかの配置義務があり、在宅復帰に向けてリハビリテーションも本格的です。

また身体介助や食事提供サービスもあります。中には掃除や洗濯、通院の送迎、レクリエーションもやっている施設もあります。

介護上、医師の診察や看護師の処置、専門職が考案したリハビリが必要になった際は介護老人保健施設でお世話になる方が多いというわけです。

=介護老人保健施設のスタッフ募集求人のコツ=

・できるだけ高齢者の方が在宅生活できるように、在宅復帰できるように医療ケアをしていきたい!と考えている人向けであると伝える
・短期間で在宅復帰する人が多いため、利用者の入れ替わりが早く、様々な症例に対応できるスキルが身につくと伝える
・他の施設ではやっていないけど自施設では行っていること(レクリエーションなど)があれば明記する
・病気や不慮の事故、怪我で老いを実感した高齢者の方の心身を最大限ケアして、できるだけ短期間で回復させてあげたい!と願える人を募集している旨を伝える
・どのくらいハイレベルな医療ケア、リハビリを検討できているか、実績を伝える
・配置義務があるので確実に一定数採用すると伝える
・夜間に医師や看護師がいない施設の場合は、医師や看護師には夜勤がないことも明記する

などが挙げられます。

公的施設④介護医療院

介護医療院は実は2018年4月にできた、比較的新しい介護施設です。

昔は「介護療養型病床※長期治療が必要な要介護者に医学的管理のもと介護を行う施設」と「医療療養病床※容体が比較的安定している方に医療介護を施し、退院を目指す施設」で分かれていましたが、分け方も判断もイマイチ明確ではなく、医療施設なのになぜか介護保険が適用になるといった課題がありました。そのややこしい問題を解決しようと生まれたのが介護医療院であり、「介護療養型病床」と「医療療養病床」のそれぞれの良さを持ち合わせた施設となっています。

ちなみに介護医療院は「I型」と「II型」に分かれており、両方とも要介護1〜5までの人が利用できます。「I型」は容態が急変しやすい人や身体合併症がある認知症の高齢者が対象です。「II型」は容態が比較的軽くて安定しており、在宅復帰を目指してリハビリを受けたい方などが対象になります。

簡単に言えば介護医療院は主に日常生活介護に加え、リハビリ、長期療養のための医学管理や看取り、ターミナルケア(ホスピスのように治療よりも残された時間を充実させるケア)といった医療を行える施設です。医師や看護師だけでなく薬剤師や栄養士もいれば、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)もいます。

つまり、介護医療院のスタッフ募集求人のコツは
・介護も医療も学びたい、スタッフ連携の基礎を学びたい人にとっては学び舎になる職場だと伝える
・基本的に病院併設のため、容態が悪化したときはすぐ病院に搬送されたり、医師が駆けつけるため、もしものことがあった際に慌てがちな人も安心だと伝える
・人員配置規定があるので必ず一定数採用する旨を伝える
・多職種の人の連携がスムーズに行われているかどうかを伝え、人間関係等でギクシャクしていないことを明記する
・長期療養がメインなので情報管理やカルテの共有など情報共有が徹底されているかも明記する

などが挙げられます。

民間施設にあたる介護施設

民間施設に該当するのが「介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム」です。このほか訪問介護も民間介護サービスになります。民間施設の方が公的施設よりも入居条件が幅広い反面、利用料金が高くなる傾向があります。

民間施設①介護付き有料老人ホーム(別名:特定施設)

その名の通り、有料老人ホームに介護サービスやレクリエーションなどが追加された施設のことを介護付き有料老人ホームと言います。原則、終身利用になります。できる限り自立した生活を継続できるよう、特定施設の入居者に食事・入浴・排泄など日常生活上の支援や、機能訓練などをサポートしています。
※介護保険制度を利用すれば、これらのサービスが受けられるように整備されています。

介護付き有料老人ホームは介護専用型、混合型、自立型の3タイプに分かれます。
介護専用型であれば介護度が重度の方でも快適に過ごせて、緊急時にも即座に対応できるように体制が整っています。24時間体制なのに介護サービス費が定額というのも強みです。

混合型は要介護認定を受けていない⽅も認知症の方も⼊居でき、いずれ将来的に介護が必要になっても入居を継続できるのがメリットです。

自立型は数少ないレア施設で、居室などの設備面がかなり充実しています。費用が高くても問題ない人が利用しているようです。中には余暇を楽しめるようにと、図書館やプール、庭があるなど素敵な共用スペースがある施設もあります。

=介護付き有料老人ホームのスタッフ募集求人のコツ=

・介護専用型では要介護の人のみが利用していることを伝え、介護度が重度の人の介護を経験できることを伝える
・混合型の場合は自立・要支援・要介護の人や認知症の人も利用していることを伝え、広く深く介護を学べる環境だと伝える
・自立型の場合、要支援・要介護の人が利用しないので自立した生活を送れるようにサポートをするのが業務だと伝える
・24時間体制なので夜勤や緊急対応があることも記載する
・看護師、栄養士(管理栄養士)、機能訓練指導員、ケアマネージャー(介護支援専門員)、生活相談員(ソーシャルワーカー)なども在籍しているため、専門業務は専門家に任せられることも漏れなく記載し、人員も一定数確実に採用することをPRする
・超高級有料老人ホームなのか、高級有料老人ホームなのかなど、高額な老人ホームであれば、そこの働きやすさや求められる介護スキルを素直に記載する
・常勤、非常勤の人が何割ずついるのかも参考情報として載せてみる

などが挙げられます。

民間施設②住宅型有料老人ホーム

住宅型の場合、食事や生活支援サービスはあっても介護サービスは原則ありません。バリアフリー施設で、高齢者が安⼼して⽣活できるようになっています。

大きな特徴として、とにかくレクリエーションやイベントが充実しています。趣味やレクリエーションを楽しめる過程で入居者同士が仲良くなりやすく、孤独とは無縁の楽しい生活が送れるとあって入居率が常に高いです。

囲碁や将棋、チェス、ボードゲームやトランプなどもあれば、書道や華道、茶道などをやる際は講師を呼んでイベントを実施している施設もあります。高齢になっても趣味は本気で楽しみたい、新しい趣味が欲しいなどの方に大変人気なのが伺えます。

このようにレクリエーションを通じて⼼⾝共に元気にし、人との会話を通じてコミュニケーション機能を維持、改善していけるように設計されているのが住宅型有料老人ホームです。

ただ、入居条件は施設ごとに異なるので注意が必要です。というのも自立、要支援、要介護の方まで幅広く受け入れているからです。また、医療体制は外部の医療機関に任せているなど、緊急時の医療体制までは用意がない施設もあります。そのため、他施設と差別化するために、まず医療関係者を採用しようとする施設もあるようです。

もし住宅型有料老人ホームで介護を受けたい場合は訪問介護やデイサービスなど介護保険の居宅サービスを利用する方法があり、各利用者が受けたい介護サービスを自由に選択することができるのも魅力です。

=住宅型有料老人ホームのスタッフ募集求人のコツ

・全員が楽しめるレクリエーションや食事を企画考案、運営することの方が大事な仕事であると伝える
・多趣味な人ほど高齢者の方と楽しめる幅が広くて適性がある、もしくは自分も新しい趣味が欲しくて高齢者の方に教えてもらいたい人も募集しているとPRする
・いきなり介護の力仕事を始めるより、日常生活のサポートや高齢者のいち友達、知り合いとして余暇や遊び、イベントを楽しむことから始めた人向けだと伝える
・介護業務は各利用者が決めるので、生活支援や食事のサポート、館内清掃などの仕事が多くなることも伝える
・住宅型有料老人ホームの中ではレアものとされる看護師、機能訓練指導員など医療関係者がいれば差別化ポイントとして明記する

などが良いでしょう。

民間施設③サービス付き高齢者向け住宅(略称:サ高住)

サービス付き高齢者向け住宅は賃貸式の住処で安否確認や生活相談のサービスが受けられる「住宅」のことです。入居一時金が無く、他の民間施設より安く利用できる部屋を借りて暮らせる、といったイメージです。要介護度が低い方もしくは要支援の方が多く利用している傾向があります。住宅としての広さや設備は高齢者が住みやすい仕様になっており、介護が必要であれば介護サービスも受けられます。

各部屋に食事や生活支援のサービスをしにいくことはありません(義務ではない)が、日中は介護や医療スタッフがいます。夜間は無人になる物件もあり、緊急時はスタッフ宛に緊急連絡が入るというシステムになっている場合もあります。

サービス付き高齢者向け住宅は設立時に国から補助金が出るため、今後もたくさん設立されると想定されています。よくある賃貸物件検索のように利用料金や立地、設備などの条件面で有利な物件にはどんどん入居者が集まる傾向があるので、駅チカで新築同様の素晴らしい物件であれば入居率も上がってきます。サービス付き高齢者向け住宅の争奪戦が繰り広げられる未来が来るのかもしれませんね。

=サービス付き高齢者向け住宅のスタッフ募集求人のコツ=

・介護サービスがないはずのサ高住の利用者の中には介護を必要とする人もいるため、見極めやカウンセリングのためにもケアマネジャー、介護士、看護師を採用する旨を伝える
・夜勤は基本は無くても、万が一のことがあれば緊急連絡、対応が必要になることも求人の時点で伝える
・食事の調理や提供サービスを実施する場合は差別化ポイントとして、食事を作るスタッフも在籍している、採用している旨も伝える
・各部屋の安否確認で見回り巡回をするのも立派な業務だと記載する
・利用者ファーストのため、過剰なケアプラン(付加サービス、追加オプション)を考えることはありません!と誠実さをPRする
・完全自立型の人が多いのか、介護サービスが必要な人が多いのか、割合を素直に記載する
・判断材料として直近1年間の入居率をカミングアウトする
・介護とは何か?など大切な概念や理念を介護経験が豊富なスタッフの声にまとめて求人に掲載する

といったことがオススメかと思います。

民間施設④グループホーム

グループホームは認知症もしくは認知症症状のある高齢者がスタッフと一緒に日常生活を共にする少人数制の施設です。一緒に買い物をしたり、洗濯や料理などもやるので、自宅での生活とほぼ大差がないようにしています。これにより認知症の改善や認知機能の維持を目指しています。

認知症ケアのための施設なので、認知症ケアに詳しい歴戦の介護職員やリハビリスタッフ、レクリエーション企画担当者が必ず在籍しています。また、最低3年以上の認知症介護経験を有する専従・常勤の人でなければ管理者になれません。施設の代表者も施設従業者もしくはホームヘルパー3年以上の経験を有する人もしくは保健医療福祉サービス事業の経営経験のあることが求められます。そしてケアマネージャーも1人以上は必ず在籍しなければならないなど、人員配置規定が決められています。

逆に医療・看護スタッフの配置は義務ではありません。が、さまざまなグループホームの差別化として医療・看護職を採用したい施設も増えてくるようです。

=グループホームのスタッフ募集求人のコツ=

・認知症ケアに特化して学べる職場だと伝える
・認知症の人とどのように接するのが良いのか、コツやヒントを先輩がしっかり持っているとPRする(こういうときはどうするの?などのQ&A欄を作る)
・少人数制の介護がしたい人向け、医療ケアを求められない職場で働きたい人向けだと言ってみる
・認知症の症状が改善できた事例など成功事例を大切にしつつ、スタッフ同士の雑談や悩み相談も小まめに行っている雰囲気や面談の機会があると伝える

などが挙げられます。

介護業界のスタッフ募集で汎用性がある内容

公的施設と民間施設との違いと求人原稿でのPRのコツをいくつか挙げてみましたが、いかがでしたか。そこまで詳しく書けてなかったなぁ…と振り返ってみた方はぜひ求人票を改訂してみましょう。

まず、介護業界で働きたい人や転職したい人が重視する項目を把握しましょう。
キャリアスマイル様が実施したアンケート結果を参照してみると
・介護の転職理由1位は「給与の額(54.9%)」、2位「職場の人間関係(40.2%)」、3位が「勤務時間の長さ(34.8%)」
・介護の転職経験者が気にした条件1位は「給与(69.4%)」、2位「勤務シフト(50.5%)」、3位「休日日数(38.7%)」
という結果でした。
引用:https://careersmile.jp/column/job-change/jobchange_questionnaire

ところが、給与はそんなに簡単に見直し、改訂できませんよね。人間関係もそう簡単に激変もしなければ、勤務時間やシフトも人が入らなければ長時間労働も増え、休日休暇も少ないままということもあり得ます。

介護職の皆様も大変お忙しいと存じますので、採用条件や福利厚生は引き続きより良くしていく姿勢は持ち続けた上で、パパっと求人票の原型を作りたい場合は以下の内容も検討してみましょう。

=もっと求人に書き加えたいコンテンツ例=

・施設長、副施設長はこんな人です!紹介ページ
介護業界の理念は各施設によって方針が違うだけで、大体どこも似たような内容になりがちなので、敢えてトップの声を掲載するのがオススメです。施設のトップとして日頃から利用者だけでなくスタッフも大切にしていることをPRできるチャンスでもあります。
掲げている理念をしっかり職場に浸透できているのか、働く人や応募者に対して気持ちを込めて真っ向から向き合っているか、しっかり表現しましょう。

・仕事のコツを先輩が解説するページ
身体の使い方をマスターすれば、比較的少ない力で介護ができる!介護補助のためのロボットや機械を導入している!仕事で大変なことがあっても先輩と話せる時間をいつでも取れる!など求職者が「これならできそう」と思ってくれる内容を書きましょう。

・どんな人たちが働いているのかが分かる写真、動画
文章を書く時間がない場合は特に、写真や動画でまとめるのがオススメです。上手く書けない、語彙力に自信がない、短い文章しか書けないなどで苦戦している方はスタッフ写真や動画を撮影し、求職者に現場を感じてもらうことが効果的です。(コロナ禍で職場見学がしにくい場合も写真や動画は有効です。)

介護職員募集のコツと成功事例

職場の雰囲気など自分の目で確かめなければ伝わりにくい内容を淡々と求人票に文章だけで説明しつくすのは恐らく限界があります。が、現場感が伝わる表現を心がければ見違えるほど応募が来る求人票に変わることも夢ではありません!
ここからは、さらに求人募集効果が高かった事例をご紹介します。

①ネガティブな想いを転職動機にしても構わないことをカミングアウトした求人を出してみた

「転職理由をポジティブに言い換えなさい、本当の転職理由は言わないようにしなさい、前職の悪口は面接で言わない」などが巷の転職界隈で言われているものの、敢えてタブーを解禁しました。
・気づいたら10連勤していた、それも何度も…
・若いからって、やたら夜勤のシフトを入れられる…
・何十年も勤務している先輩に毎日、心無いことを言われて病んだ…
・医療チームと介護チームの派閥争いに巻き込まれ、人間関係がしんどかった…
・介護を教えてもらいたくて始めたのに忙しくて誰も真面目に教えてくれない…

などなど、介護の仕事が好きで続けたかったのに環境要因で断念せざるを得ないのか迷っている方、
ぜひ一度つらい想いを面談でお聞かせください。
あなた本来の力を適切に発揮できるポジションをご案内します。
といったフレーズを書いたところ、大変な思いを打ち明けようと、経験者がこぞって集まりました。

②資格の合格発表や入学式シーズンに広告を出してみた

・理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの資格の合格発表日に「合格おめでとうございます」といったお祝いメッセージが書かれた紙の求人票を配る
・資格の合格発表日前後に有料でネット広告を出しておく
・入学式シーズンあたりに学生に「介護のインターンシップはじめました」といった求人チラシを配る

などなど、国家資格を受ける人たちを囲い込む作戦を実施するのも効果的です。

③好きな時間に好きなだけ働いてOK!シフト自由の求人を出してみた

20代前半でも週5日、週6日働くにはスタミナがある程度、必要です。また、時給が比較的高い派遣求人でも、シフト自由の案件は少ないのが現状です。しかし
・キャンパスライフとバイトを両立したいが、隙間時間でしか働けない学生
・育児のため時短勤務を希望しているものの、求人が見つからない主婦(主夫)
・習い事もしながら副業がてら介護の勉強がしたいと願う人
など、短時間だけでも働かせてくれる職場を求めている人たちはこの世にたくさんいます。
働きたいときに働いてOK!というパワーフレーズもあって、1日2時間でも働けるならココにする!と即決で応募してくれる方が増えた事例もありました。

④求職者自身の好きなことを思う存分活かせる!とPRする求人を出してみた

異業種から転職した人たちも介護業界ではたくさんいます。そのことを伝える表現が最も大事だと思います。
・元パティシエがお菓子を作る職場です
パートで入ってきた〇〇さん、「やっぱり自分も何か作りたい」ということで
毎月の誕生日会のケーキを作ってくれています!
地元で採れたフルーツや利用者の方が育てた苺などを使って
元パティシエの腕を奮って、利用者の方と一緒にいろんなお菓子を作っています♬
喜寿や米寿のお祝いのケーキはいつもより豪華なので、利用者の方もスイーツを励みに
長生きしようと日々、健康的な生活を送っています(笑)


・ぶっちゃけ介護よりも囲碁の方が上手いスタッフもいます(笑)
子どもの頃の習い事をきっかけにアマチュア5段の碁打ちになったようです。
休憩時間中に利用者の方と対局や指導碁をしているのが日課です。
この人が負けたときをあまり見かけないので結構強いんでしょうね。

・ボードゲームが大好きなスタッフ、レクリエーション企画部へ
最初はとても内気なスタッフでしたが
実はボードゲームが大好きで大勢でゲームがしたいと
夢見ていたらしく、利用者の方と一緒にボードゲームを企画したい!と言ってくれました
専門職の方と一緒にレクリエーションを考えられるのが楽しい!と言って
シフト数を増やしてくれました(笑)

こんな風に書いてあったら、いかがでしょうか。個性や適性を活かして働ける職場かもしれない!と応募してくれるはずです。

⑤採用広報記事も併用して自社PRを促進!

とはいえ、求人票にたくさん字数を書いてしまうと読了率(読者が最後まで読んでくれる確率)が下がるリスクがあります。これを防げるのが採用広報記事です!
応募前後、面接前に求職者が記事を読めば、実際に現場で働く人の思いがしっかり伝わります。
インビジョンには「ダシマス」という広報記事サイトがあります。一例をご紹介します。

・介護職に必要なのは、創意工夫とチャレンジ精神!?新卒3人が語った入社1年目のリアル。

・介護が嫌いだった。だからこそ追求してきた、介護の本質とは

・【職員が今の私の顧客】看護歴30年を経てリボングループで管理職になった大塚さんが大切している考え方とは

・恩返しの人生をジオックスで!障がい者支援が気づかせてくれたハートフルワークライフ

いかがでしょうか。上記の記事は第三者(ライター)が取材し、企業の魅力を言語化したものです。主観ではなく客観的に状況や想いを伝えられるとあって、自社で作成するよりも現場や人の心の躍動感が伝わるものが多いです。もし自社で広報を頑張っているものの、1000字、2000字書くのはしんどい!という方はプロに書いてもらうことをおすすめします!

「この求人ならイケる」と思えない求人に、人は応募しない

「なぜ、こんなに1求人に対してパワーや想いを込めないといけないのか?」
私はお客様に聞かれたことがあります。
私がどう返事をしようか少し考えていると、お客様は後に「…自分たちが書いた求人票で応募が来るわけがない」と負けを認めた発言をされました。そう、それこそ応募が来ない答えなのです。
「ここまで一生懸命に考えて書いた求人票なんだから、応募が来ないわけがない!」
そこまでの努力をして、そう思えるくらい愛情を込めて書いた求人票を皆さんは作ったことがありますか?
日本はもう令和を迎えました。情報社会になった今、求人だけでもいくらでも比較対象があり、求職者も自分の希望に合う求人を選べるようになりました。そこで少しでも「他と何か違う!他と比べてココが良さそう!自分にも合うかも?!」と、興味関心を惹けるものが必要なのです。
求職者には働く気持ちはあっても、きっかけがないのです。そのきっかけ(応募動機)を作っていくための道を作るのが求人票のコツだと私は思います。
もう少し求人採用に力をかけたい!と思った皆さま、ぜひ企業のおダシ屋★インビジョンにお問い合わせください。

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