
アフターコロナを見据えて、再び求人市況が活況になってきましたが、
まだ業績の見通しが不透明な中、潤沢な採用予算を掛けられる企業さんは限られています。
そんな中、人事・採用担当の皆様は、
「少しでも安く採用したい・・・」
「コストが掛からない方法があれば知りたい」
という思いをお持ちの方も多いと思います。
そこで、この記事では、完全無料で掲載できる求人メディア・アプリを20個ピックアップしました。
「無料(ただ)より怖いものはない・・・」と不安に感じられる方もいらっしゃるか思いますので、
「完全無料」というのは、掲載費無料・応募や採用しても無料、本当に一切費用が発生しないものだけを集めています。
また、どんな規模・業界の企業様でもご利用できる媒体であり、多少でも効果が実感できたという声があるものに絞っていますので安心してご覧いただければと思います。
結論だけ知りたい方はこちらの資料をダウンロードしちゃってください!
それではどうぞ!
目次
Indeed(インディード)

まず何から始めるか、というと初期費用・掲載費用・採用成功費用0円の、Indeedから始めるのがオススメです。
「はいはい・・・Indeedはたしかに無料で掲載できるってよく聞くよね。」
「あっ、Indeedはもう使ってますよ~。」
という方も多いのではないでしょうか?
ただ、Indeedはなぜ無料で掲載ができるのか?どのような仕組みになっているのか?詳しくご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので、ご参考までこちらの解説記事をご紹介します。
▼Indeed(インディード)とは?3分でわかる仕組み・からくり
Indeedに掲載するには、WEB上からアカウントを登録し、求人原稿を作成するだけでOKです。
▼Indeedの掲載はこちらから

業務委託など一部の求人では、無料掲載できないこともありますのでご注意ください。
求人ボックス

Indeedの次に検討するものと言ったら、求人ボックスですよね(笑)
▼求人ボックス
カカクコムさんが運営している、国内No.2のユーザー数を誇る求人検索エンジンで、最近はプロモーションにも力を入れているので見たことがあるという方も多いと思います。
月間訪問者数800万人以上と書かれている通り、これだけのユーザーに無料でアプローチできると無料でも効果が期待できそうですよね。
求人ボックスも、Indeedと同じように最初はアカウントを作成して求人を登録することで無料で掲載することができます。Indeedと違うのは、簡易的な採用ページを作ることができて、ホームページ等にリンクを貼ることができるバナーも無料で用意されているので、作成した求人の拡散もしやすくなっています。
▼求人ボックスの掲載はこちらから
スタンバイ

求人ボックスの次に検討するものと言ったら、スタンバイですよね(笑)
▼スタンバイ
CMでおなじみのビズリーチさんのグループ会社さんです。今はなくなってしまいましたが、yahooしごと検索としてyahooさんとの連携もあり一定数のユーザーへリーチできます。
詳しくは、こちらの記事にまとめていますので、掲載を検討さしている企業さんは是非お読みください。
▼スタンバイの掲載方法・有料広告の効果事例【求人サイト比較まとめ】
スタンバイへの掲載には一定の基準があるので、掲載できないこともあるかもしれません。まずは、こちらの問合せフォームから送信してみてください。
▼スタンバイの掲載はこちらから
jooble

「jooble」というサイトをご存知でしょうか?知っている人は、かなりマニアックだと思います(笑)。
▼jooble
Googleを文字ってjoobleというサイト名なんでしょうね。Indeedなどの求人検索エンジンと同じ仕組みになっています。ただ、Indeedや求人ボックスのように直接求人情報を登録することはできず、登録申請フォームから自社採用サイトのURLとフィード情報を配信すると掲載される仕組みになっています。Freeプランを選択すれば無料で掲載できます。ちょっとITの知識がないと難しいかもしれませんので、優先順位は下げても良いかもしれません。
▼joobleの掲載はこちら

世界中で6億人以上が活用するビジネスSNSーLinkedinは、海外では今や転職活動になくてはならないものとなっています。
以前は一部の外資系企業の方しか使っていないイメージはありましたが、日本でも最近本が出版され活用する方が増えてきていますね。
カテゴリとしてはソーシャルメディアに分類されますので、会社として運用するというよりも人事や経営者の方が個人のアカウントで運用するケースもありますね。
facebookと違い明確に「ビジネス用」という位置づけですので、スカウトやDMを送ることも普通に行われています。(もちろん、あまりしつこいと嫌がられますが。。。)
アルバイト・パートというよりも、キャリア層・エグゼクティブ層が多いですね。キャリア採用を強化したい企業さんは、アカウントをお持ちでない方も、持っているけど全く活用できていない方も、ぜひ一度設定だけでもしておくことをオススメします。
▼石井のLinkedinプロフィールは
YOUTRUST

YOUTRUSTは最近急激にユーザー数を伸ばしているメディアです。(先日、渋谷駅や新宿駅にも大々的に駅内広告を掲載していましたね。)
「キャリアSNS」というコンセプトの通り、仕事や転職・副業についての情報交換をするための機能が充実しています。
▼YOUTRUST
無料でも求人募集を多くの方に知っていただくことができますが、有料プランに申し込むと個別にスカウトができるようになります。
Linkedinと違い日本製のアプリですので、初めての方にもとっつきやすさはあるかもしれません。採用活動以外でも、純粋に情報収集や社外の人脈を広げるためにも活用できるので、とりあえずでもまずは登録してみてはいかがでしょうか?私もYOUTRUSTのアカウントを持っているので、ぜひ登録されたら申請してください。
▼石井のYOUTRUSTアカウントはこちら
Eight

「Eightって確か使ってるけど、名刺交換アプリじゃなかったっけ?」
という方もいらっしゃるかと思いますが、実は無料で採用にも活用できる機能があるんです。
▼Eight
有料プランに申し込むと、EightダイレクトリクルーティングとしてEight登録ユーザー200万人以上に直接スカウトを送ることができます。名刺管理ツールならではの機能として、過去の会社や部署・役職まで確認できるので、精度の高い絞り込みができるのがメリットですね。また、無料でも過去に名刺交換した方とのメッセージやタイムラインへの投稿ができるため、求人の告知先のひとつとして使ってみてはいかがでしょうか?
また、仮に採用ツールとして効果がなかったとしても無料の名刺管理ツールとして使うだけでも十分役に立ちますよ。
ちなみに、よろしければ私石井もEightを使っているので、よろしければオンライン名刺交換をお願いいたします!
▼石井のEightオンライン名刺
GENKIWORK

無料の求人と検索すると必ず検索上位に表示されるのが、「GENKI WORK」です。
▼GENKIWORK
広告費で収益を得ているということで、求人企業も求職者も完全無料で掲載できるモデルになっています。官公庁や大手企業を含む2万社が使っているということで安心感がありますね。
1件目はログインしなくても求人掲載ができるようなので、とりあえずどのくらいの効果があるか見るために登録してみてもよいのではないかと思います。
▼GENKIWORKへの掲載はこちら
ジモティー

ジモティーは、不要品をゆずってもらったり、ペットの里親を探したり、様々な用途で使うことができる「地元の掲示板」です。アルバイトや正社員の募集をすることができるようにもなっています。
▼ジモティー
あくまで「掲示板」ですので、求人募集用に作られているわけではありません。もしかしたら求職者の立ち場からすると、見づらかったり探しづらい部分はあるかもしれません。ただ、地元の方が見ている可能性が高いですし何より無料ですから、近所に貼り紙を掲示する感覚で使ってみても良いかもしれません。
▼ジモティーへの掲載はこちら
求人free

サイト名が「求人free」ということで、その名のとおり完全無料の求人サイトです。
▼求人free
求人広告掲載も無料、採用時の成果報酬も不要ということで、まさに完全無料ですね。
その代わり、ドーン!と広告枠がありますけど、無料で掲載させて頂いているので、そこは気にしないようにしましょう(笑)。
登録企業数は、この記事を書いている時点で3805社。他の無料サイトに比べてライバル企業の件数が少ないので、今が狙い目かもしれません。
▼求人freeの掲載はこちら
FreeQ

こちらもサイト名から無料だというのがわかる「FreeQ(フリーク)」です。
▼FreeQ
トップページに、求人掲載・求人採用・無料・無制限、と大きく書かれていますね。実際、何件でも無料で求人を掲載することができます。都道府県ごとにページが分けられているのですが、求人の掲載数が多い地域だと時間が経つにつれてどんどん埋もれてしまうかもしれません。
一応、契約期間は1ヶ月となるようなので、毎月求人を上げ直す手間は発生しますけど、その分常に最新の情報を掲載することができますね。
▼FreeQの掲載はこちら
シゴトの森

「シゴトの森」も無料で求人掲載ができるサイトです。
▼シゴトの森
正社員やアルバイト・パートだけではなく、在宅ワークや派遣まであらゆるシゴトを無料で掲載することができます。この記事を書いている時点で4万件を超える求人が掲載されており、多くの企業に使われていますね。1日3回更新で、毎日5000~6000人が訪問しているようなので、一定の効果が期待できそうですね。
▼シゴトの森の掲載はこちら
仁王

日本最強の転職データベースというキャッチコピーの「仁王」も無料で掲載ができます。
▼仁王
厳密には求人メディアというよりも、データベースという名のとおり、採用ホームページを登録するようなタイプのサイトになっています。この25000社の企業が登録され、70000件以上の求人が掲載されています。あとは、何より運営元が、転職サイトのイーキャリアを運営しているソフトバンクヒューマンキャピタルというのも安心感がありますね。
▼仁王への掲載はこちら
ジョブドラフト

つづいて紹介するのは高卒新卒採用サイト「ジョブドラフト」です。
▼ジョブドラフト
「高卒新卒の募集ってした事ないんだけどどうなんだろう?」と不安に思う方も多いかもしれませんね。たしかに、高校生の場合には学校やハローワークと連携しながら採用活動を進める必要がありますし、親御さんの影響も大きい可能性があったり、制約が多いのも事実です。
ただ、敬遠する企業が多いからこそ、上手く活用することができれば大きなアドバンテージになる可能性があります。キャッチコピーにも書いてありますが、「22歳で社会人経験4年目」という若くして活躍できる人材を獲得できる可能性もありますので、どうすれば活用できそうか、ぜひ前向きに考えてみてください。
▼ジョブドラフトの掲載はこちら
ハローワーク

ハローワークに求人依頼はされていますでしょうか?
「えっ、今更?」「ハローワークってどのくらい使っている人いるの?」
と色々な想いがあるかもしれませんが、ハローワークはインターネット版がリニューアルしてから利用者数が増えており、
月間1000万人以上のアクセスがあり、年間100万人以上が就職をされている巨大求人メディアになっているんです。
▼ハローワークインターネット
求人票もマイページから更新ができたり、窓口を通さずに応募受付ができるようになったり、便利になっています。
まだハローワークを利用されていない企業さんは、改めて求人の掲載依頼をしておくことをオススメします。
「掲載しているけど、全然応募ないんだけど・・・」
こちらの記事でもハローワークの効果的な求人票の書き方を解説しているので、ご参考にしてみてください。
▼ハローワークの求人票の出し方と効果的な書き方【応募が増える5つのコツ】
ハローワークへ求人登録するには、管掌エリアのハローワークさんにお問合せしましょう。
学校求人

「ちょっと待って、そもそも “学校求人” って何?」という方は、こちらの記事に簡単にまとめてあります。
▼高校や専門学校、大学に求人票を出す手順【令和の新卒採用テクニック】
御社の業界や求める人材がどんな方か?また、求人票の提出先が大学か、高校か、専門学校か?によって手順が異なりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
読んでいただけましたか?ありがとうございました。
「確かに学校求人は無料なのはわかったけど、1校1校求人票を提出していくのって大変だよな~」
と不安に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方に便利ツールをご紹介します
▼求人受付NAVI
こちらのツールを利用すると、一括で多くの大学に新卒募集の求人を登録できます。
今はオンラインで説明会や面接もできるので、地方の学生さんも含めて募集してみてはいかがでしょうか?
商工会など

御社が商工会や業界団体に所属されている場合には、所属企業さんの求人を紹介してくれるWEBサイトがあるかもしれません。
▼東商ジョブサイト
厳密に言うと、会費を払っている会員様向けのサービスなので、無料ではないかもしれませんが、もし会員であるなら掲載しないともったいないですよね。サイトは無かったとしても、自社サイトへのリンクを貼ってもらえたり、貼り紙を掲示してくれたり、メルマガを送ってくれたりと、色々な形で告知してくれる可能性もありますので、「何かあるかもしれない・・・」と確認してみてはいかがでしょうか?
engage

en転職でおなじみの、エン・ジャパンが運営している完全無料の採用サービスです。
▼engage
engageで作成した求人情報は、Indeed・スタンバイ・求人ボックスにもまとめて求人が配信されるので、それぞれのメディアに1つ1つ掲載する手間が省けます。また、会社概要や福利厚生、フォトアルバムなど様々なコンテンツを差し込むこともできるので、求人メディアというよりも採用ページの作成ツールという感じですね。
有料版にすると、多くのメディアに広告が掲載されたり、登録している求職者にスカウトを送ることができるようになります。現在、派遣社員の募集は掲載できないようですね。
Airwork

Airwork(エアワーク)採用管理は、リクルートが運営している無料の採用管理サービスです。
▼Airwork
Airworkの仕組みは基本的にengageと同じです。作成した求人情報が、Indeed、求人ボックスなどの求人検索エンジンに掲載されます。また、タウンワークやフロムエーナビなどの応募管理画面「おうぼうける君」と連携ができるため、リクルートの求人メディアに掲載する機会が多い会社さんは、まとめて管理できるので便利です。また、engageと同様、会社概要などを追加することで簡易的な採用ページとして活用することもできます。
HRhacker

最後にご紹介させていただきたいのは、当社インビジョンが開発した「HRハッカー」です。
▼インビジョンのHRハッカーサイトはこちら
HRハッカーで作成した求人は、Indeed・求人ボックス・スタンバイ・Googleしごと検索・Linkedin・ニフティアルバイト・キュウサク・careerjetなどの国内主要検索エンジンやSNSに掲載されます。また、HRAdプラットフォームとも連携をしているため、応募課金でさらに多くのメディアへの掲載ができます。また、どのメディアからアクセスがあるかレポートが見られるので、まずHRハッカーで求人を出してみてから今後の方針を決めても良いかもしれません。1求人の掲載であれば無料でお試しいただけるので、ぜひ効果を見ていただきたいです。
▼HRハッカーについて詳しくはこちら

無料で効果が出せるかどうかは、求人原稿次第
以上、20個の無料で求人媒体をご紹介しました。
実際に求人を掲載してみた方もいらっしゃるかもしれませんね。応募効果はいかがでしょうか?
「おかげで良い人が採用できたよ!」
という皆様、おめでとうございます!これで採用の武器が1つ増えましたね。今後も良い人を採用して会社を大きくしていってください。
「全然応募ないよ。やっぱり、無料の媒体だと厳しいのかな・・・」
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、ちょっと待ってください!応募がない、採用できないのは媒体のせいだけではないかもしれません。
見られてはいるけど、応募してもらえていないだけ、という可能性もあります。
まずは、こちらの無料資料を参考に自社の求人情報を見直してみましょう。
▼『おダシ採用』求人原稿の書き方
原稿を改善することで、同じ媒体からでも応募がくるかもしれませんよ。
費用がかかるわけではありませんので、試してみる価値はあるかと思います。
その”無料”は本当にお得ですか?
この記事で紹介したものは一部ですので、興味がある方はご自身で色々なサイトを見つけてみても良いかと思います。
業界や職種、地域を限定した求人サイトは意外と見つかるものです。
ただ、無料で求人掲載ができるというのは採用担当の皆様にとって非常に魅力的である一方で、リスクがあることも覚えておきましょう。
リスク1:時間コスト
まず、時間コストについてです。無料の求人媒体は、掲載費用や採用費用は掛からないかもしれませんが、アカウント登録をしたり求人を登録したり、応募者対応をしたり、という作業の手間は発生します。多くの媒体に掲載しようとすればするほど、その手間は何倍にも増えていってしまいます。
掲載費用は無料だけど、掲載するために毎月何時間も時間が取られている、、、なんてことになってしまっては本末転倒ですよね。誰かが作業している時間は人件費が発生していますので、その時間分のコストが掛かっています。掲載コスト+時間コストのバランスを考えて、費用対効果を検証してみましょう。
リスク2:風評リスク
2つ目は風評リスクについて。無料で掲載できるメディアの中には、どんな企業や求人でも掲載できてしまうものもあります。すると、意図せず反社や問題のある企業が掲載されたり、問題のある求人が載ってしまうこともありえます。そんな中に御社の求人が掲載されていたら、どうなるでしょうか?
無料で求人掲載することで、自社のブランドや企業イメージに傷をつけてしまっては非常に大きな損失です。掲載前に、運営元の会社や掲載されている企業・求人をしっかりチェックした上で、メディアを選定した上で掲載するようにしましょう。
リスク3:機会コスト
無料で求人掲載できるメディアは、多くが即効性がありません。もっと効果を上げたければ有料プランへ、というフリーミアムの課金モデルとなっているメディアも多いです。特に急ぎの募集でなければ良いのかもしれませんが、無料の媒体で長期的に募集を出し続けるより、一時的に費用を掛けてでもすぐに採用を決めたほうが、事業計画上で大きな収益につながることもあると思います。
採用が決まらないことで既存のスタッフさんに負担がかかっていたり、機会損失が生まれていないか、という機会コストの観点も持っておきましょう。
じゃあ、最終的に何から始めるのが良いのか?
まとめると、、、まずは当社のHRハッカーを試していただきたいです(笑)
▼HRハッカー
